2005年11月30日

タマネギについて

○タマネギ

 ユリ科の1、2年草で、原産はイランといわれている。鱗茎が肥大した部分を食用とする。古代エジプトには早く伝わって一般的な食べ物として普及したが、後に、地中海地方からヨーロッパ全域に広がり、中世のドイツやイギリスでは重要野菜として扱われた。1347年に疫病が大流行したときに、ロンドンのタマネギとニンニクを売っている店では、伝染を免れたと伝えられる。わが国では明治以降に普及した。

 現在、一般的に食べられているのは黄タマネギ、赤タマネギ、白タマネギ、小タマネギの4種である。黄タマネギ(ストロングオニオン)は辛味が少なくサラダに利用される。白タマネギは(マイルドオニオン)は辛味がやや少なく、サラダなどの生食用にされる。小タマネギ(ペコロス)は黄タマネギの成長を抑えて育てたもので、ピクルスや煮込み料理などに利用される。

 タマネギの効能としては@高脂血症によって引き起こされる血漿コレステロールの上昇を抑制し、善玉コレステロールを増やす、A体内にある血圧上昇物質に対抗して上昇を抑えたり、利尿効果によって塩化ナトリウムの排泄を促進して血圧を下げる、B血小板凝集抑制作用があり、血栓をできにくくする(脳梗塞、老人ボケの予防)、C血糖降下作用、D去痰作用、E発汗作用などが上げられる。

 タマネギを切ると涙が出るが、これは切断されるとタマネギが持つ酵素が働き、涙を催す物質が生成されるからだ。これは切った直後よりも、そのまま1時間以上放置した後に強くなる。この辛味成分はアリルプロピルジサルファイドや硫化アリルなどのイオウ化合物で、硫化アリルはビタミンB1の吸収を高め、アリルプロピルジサルファイドは血糖値を下げる作用がある。イオウ化合物は、強い抗ガン作用があることでも注目されている成分である。また、タマネギの黄色い色素であるケルセチンは高血圧予防に有効であるとされる。

 黄・赤・白・小タマネギについて、イオウ化合物とケルセチンの含有量を比較すると、イオウ化合物は黄色タマネギに一番多く、以下、小、赤、白の順で、ケルセチンは小タマネギがトップで、以下、黄、白、赤の順となる。

タマネギの商品一覧
posted by しょう at 03:17| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/9987635

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。